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なんでもいい事は、なんでも通し

8月に入りました。

暑いようですが、風が爽やかな日中だったりします。

コーチングセミナーをしていると、「聴く」こと、「聴き尽す」ことに苦手意識を持つ方もたくさんおられます。

まー、日常では、ただただ「尽聴」するケースはあまりないと言えます。

会話は話したり、聞いたりと、思いついたことを言い合っているのでそれいいかと思っています。

コーチングを学んだ方の中には、「聴く」事を身につけたいと考える方がおられますので

ちょっとだけ、そのコツをお伝えしたいと思います。

聴き尽すことは、かなり神経を使い、相手の様子に注力をかけ、コーチング的に

必要だと思うときに、問いかけ、認め、伝えるということも積極的に行います。

コーチングを使いたい相手や身近な方に、時にはコーチングを使うためにも

普段から、話しやすい相手、よく聴いてくれる相手として印象づけることはきっとプラスに作用します。

それで、実践してるのが「なんでもいいことは、なんでも通し」になります。

身近な人になるほど、自分との係わり、利害関係は濃密になります。

思いや関心、愛情が深い分だけ、思い入れが強くなっているからと言えます。

お互い成長すると、なんでもかんでも自分と考えや意見が同じじゃないといけないわけもなく

なんでもいいことは、いちいち反論や意見を言わずに、相手の考え、意見に賛同するという感じです。

この際、なんでもいい事とそうでないことをキチンと分けることをしておくと更にやりやすくなります。

僕の場合、自分の利害関係に係わらないこと、相手が自分ですることについては「なんでも通し」です。

自分の利害に直接係わることは、意見や考えをきっちり伝えます。

この境目と言いますか、区別をはっきりもってると、大抵の人の話は余裕を持って聴けます。

自分と違うのが当たり前、自分の知らない方法を聞ける、自分の知らない事を教えてもらっている等など

いろいろな心持で拝聴しています。以外とお得な情報を入手できたりします。

自分の話を聴いてる相手には、親密感、親近感を持つ傾向は高いと言えます。

身近なところから、気が向いたときに、「なんでもいい事は、なんでも通し」で「尽聴」を実践してみてください。

そして、聴き終わったら、相手にお尋ねするのもいいかと思います。

「いろいろお話聴けたど、どうだった?」と。その感想はきっとご自身の「尽聴」を身につけるのに役立ちます。
by 4uall | 2009-08-03 23:41 | コーチ雑話
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