承認は認可ではない。

6月になりました。

全国的に梅雨入りが遅れ、気持ち過ごし易い日々が続いています。

温暖化というより、異常気象化と言った方がしっくりきます。


私は大分前から、コーチングスキルを紹介する際に「承認」と言う単語は使っていません。


「acknowledgement」 が 承認と紹介されいるだけで、現状と語感が異なります。

補足しないと、多くの会社では、違和感を持って解釈されます。


現に、私が前に居た製造業界では、承認=認可、許可という理解で使います。


例えば、製造するに当たっては、製造設計図を作ります。

顧客からのご注文に対して、量産前に、両者が最終合意を行った「承認図」を取り交わします。

承認図には、詳細な寸法や性能、電気的特性などが記載されいます。

顧客からみれば、注文した製品が間違いなく納められているかの

基準となる非常に重要な図面になります。

製造側からみれば、その通り製造すべき、揺ぎ無い図面となります。

そういう事から

「部下の言動を承認する」「子どもの行動を承認する」という語感に非常に違和感を覚えます。


言い換えると

「部下の言動を許可する」「子どもの行動を許す」と言う様に聞こえます。


実際、多くの現場で、この「承認」にひっかかり、進めない方や

「コーチングって実用的でない」と断ずる方もおられます。


伝え方や、補足でカバーする知恵はつきましたが

初めて、知る機会を得る方には、「認める」伝えてます。

良し悪し、早い遅いは置いといて、「したこと、やっていることは認める」感じです。


「事実を認める」です。


実際には上司や親の立場で表現すると(敢えて、意地悪く書きますと)


「(及第点からはほど遠いけど)努力してるな」

「(そんな生ぬるい方法では、論外だが)いろいろ工夫してるよね」

「(言ったこと通りじゃないけど)やれてるね」


手法として、肯定的に事実を認めると言う流れが、結果成長や、自立、自信に連動していきます。

ここを、意地悪く言うと、皮肉に聞こえます。ご注意を。


瞬間的に禁止、否定するのは、命に係わること、事故につながること、危害を及ぼすこと位でしょうか。


目標が明確であれば、途中経過で、あまり細かく、指導、指示、命令必要もない相手、場合があるかと思います。

最近は、審判のように「裁く、ジャッチメントする」と伝えています。

これは、お互い理解したルールの元だと、より効果は高くなります。


肯定的に、好意的に、友好的に認める、事実を認める


日常でコーチングスキルを使い、お互いの関係をなんとかしたい場合

出来る範囲でやってみてください。


次回は6/14です。
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by 4uall | 2010-06-07 08:12 | コーチ雑話
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