10月に入りました。さすがに半そではそろそろ厳しいですね。
3日の十五夜は曇っていましたが、眺めていると、ほんの一瞬雲の切れ間から満月を観る事ができました。 雲ひとつない夜空に浮かぶ満月も清らかで魅入ってしまいますが 月光が雲の濃淡に射し、陰影が映えてるのを眺めも趣があると思いました。 十五夜朧月夜とでも言うのでしょうか。 丁度その日は、土浦の花火大会もあり、霞ヶ浦の方から花火の開花音が聞こえていました。 多分、曇りだったので、より遠方まで伝播し易かったと思います。 昨日は雲ひとつない夜空に、すーっと浮かんでいました。 この数年、流石にコーチングに関するニュースは少なく見なくなってきました。 ニュース性という点から良く取れば浸透してきた証なのかなと思います。 事実、若い世代の方はコーチングをご存知な方は増えてきた印象はあります。 職場という競技場に、いい結果を出す為にコーチを雇って取り組むという 日常はもう少し時間が必要かとは思いますが。 宣伝になりますが、専属コーチを結んで頂いた方からは、概ね感謝されています。 私の身の回りでは、コーチになりたいという方より、その方の日常、日々の暮らしの中で コーチングスキルを使いたいという方の方が多いです。目的は別にあります。 例えば、カルチャーセンターではほぼ、そういう方が大多数を占めます。 中にはコーチという言葉から、指導する⇒上手く言うことをきかすとうイメージを 持ってる方も少なくありません。ただ、これはありだと思っています。 前回も書きましたが、コーチング手法を良く知ってる方がコーチングをやりますよ、と言う方から ティーチングされた、その方が思い描くコーチングでなければ、明らかに不快になります。 相手は、自分の話が気持ちよく話せ、考えをまとめてられると期待してるからです。 一方、コーチングを知らない相手に、コーチングスキルを使う場合もあります。 むしろ日常では、こちらの場合の方がはるかに多いでしょう。 すると、コーチングを使い「自発的な考動を促したい」と思っている本人が コーチングのイメージにとらわれ過ぎる場合もあり、時として、上手くいかないとおっしゃります。 これもよくある日常です。「上司は上司、部下は部下」なのです。 コミュニケーションは、そのコミュニティーの人間関係に大きく影響されます。 職場、家庭、学校、クラブ、サークルと、入った先々で、いつも同じように振舞える方もおられますし それぞれに対応やその中での位置づけが異なる方もおられます。 明らかに、職場の役柄を家に持ってくる人は少ないでしょう。 コーチングを習った方が上司、先輩として、部下や後輩にコーチングを使うケースは多いかと思いますが 部下、後輩から見れば、上司は上司、先輩は先輩、コーチにはなりえません。 コーチングを部下や後輩に使うと、それはそれは、都合がいいです。 相手から前向きな建設的な意見を比較的容易に聞きだせます。 職場で、上司や先輩に質問されて、不興を買うようなネガティブな答えをする社会人は極まれですから。 特にファミリー企業で、経営者一族の相手に、本音を話す社員はいません。 都合のいい、不利にならない、有能だと思わせる考えを言います。自分でも同じ立場ならそうします。 コーチングを良く理解していても、上司が「今からコーチングするから」と言われても 自分に不利になるような事は言えませんね。 例えば、日頃からよく思っていない上司のX部長から 「西村君、このプロジェクトで一番のネック、障害ななんだと思う?」 「はい、それは、上司として資質にかけるX部長の存在です」とは いくら、その上司とコーチングしてると言え、生半可な気持ちでは言えないですね。 よくコーチングスキルを習う理由として 「部下の本音を聞き出したい」という方がおられますが、個人的にはその勇気には敬服します。 私なら、怖くて聞けません。せいぜい「自分の判断に都合のいいことを聞きたい」くらいでしょうか。 しかし、自分が雇ったコーチ相手なら、確実に嬉々として言えます。 コーチには守秘義務があり、日常での利害関係がないからです。 これは、家庭でもいっしょで「親は親、子供は子供」なんです。 コーチ業以外の方なら、ご自身の目的を達成するための知識と手法を思っていただくといいのかもしれません。 利害関係があるかないかで、会話の内容も異なってきます。 相手によって話す内容は変わります。 身近な方とコーチングする場合には工夫が必要となってきます。 ルールと時間を決めて、相手にもルールを理解してもらい、お互いそのルールは守ることです。 これって、遊びやスポーツに似ています。 コーチングというルールに基づいて、ひらめきを促す会話をするという感じでしょうか。
by 4uall
| 2009-10-05 11:25
| コーチ雑話
|
プロフィール
皆さん、ようこそお越し頂きました。H14年に都内から茨城に越してきました。地平線から昇る太陽と沈む太陽、富士山と筑波山が臨めるロケーション、ゆったりと流れる“茨城たいむ”に居心地の良さを感じています。住環境の大切さを実感しています。大阪出身。
職業 コーチ/イクストラクター 所在地 茨城県県南 「専属コーチ、コーチング専門会社(株)燦のHP」 ↓2007年から第三代リーダーに就任しました。 「日本コーチ協会茨城チャプターのHP」 キャリアアップ情報サイト 「スキルワークのHP」 カテゴリ
以前の記事
2013年 11月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||