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尽聴は高い効果が望めます

9月に入り、大分過ごし易くなってきました。

インフルエンザが気になるところですが

こちらでは、身近に新型に感染したとう話はまだ聞きません。


コーチングの講座やセミナーで最初にみなさんにお伝えするのは「聴く」という事の大切さです。

まだまだ、「コーチ」「コーチング」というと、指導する人と思われ勝ちです。

効果的な言い方、説得の仕方、人を動かす言い方、指導方法があるのかと、よく聴かれますが、

端的には、いかにしっかり聴き尽くせるかという「尽聴技術」であるとお答えします。

特に最初は、「聴いてもらうという価値」がいかに日常生活で大事にされているかという点を

丁寧に説明しています。

日常生活において、話すということは、聴く人がいるから話せています。

話す内容によって相手を選んでいます。相手によって話す内容が異なると言っても宜しいかと思います。

コーチングの「聴く要素」は職場でも家庭でも会話の中に織り込むことができます。

傾聴や尽聴は相手との係わりを好転するのには適しています。

話しかけられた時、相談受けた時、「聴く」姿勢は話す気になっている相手の期待を満足させます。

相手は、聴いて欲しいと言う気持ちで適任者を選ぶからです。

コーチングをより機能させる上で大切としてるのは

その方が、コーチに対して、いろんな事を話すに足る人物かといかに思って頂けるかと考えています。

その為に、傾聴し尽聴する意識、姿勢は相手との信頼関係に高い効果が見込まれます。

話をする側からみると、いかに聴いてもらえてるか、が重要ということになります。

我々がその「聴いてもらえてる事」にいかに価値を置いているかという事例があります。

職場と日常生活という違った場所ですが、「理想の上司の条件」と「親友の条件」に

共通して観られるの要素があります。

それは「自分の話を聴いてくれる」という事です。

表現は多々ありますが、この「聴いてくれる」という主旨の要素は必ず入ります。

「よくしゃべる」「うまく説得される」「上手に丸め込まれる」という要素は入ってきません。

まずは、できる時に尽聴をしてみて下さい。

相手の自分に対する様子が変わるかと思います。
by 4uall | 2009-09-07 23:47 | コーチ雑話
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