ほんとに本音が聞きたいのでしょうか?

梅雨に入りました。五月に入梅はとんと記憶がありません。
蒸し暑い季節になりますが、今年は特に空調に頼らない生活を送りたいと思っています。

セミナーや研修でコーチングを学ぶ目的に

「部下の本音を聞きたい」「子供の本音を聞きだしたい」があります。


実はこれ、コーチングの本来の使用目的ではありません。


双方向のコミュニケーションスキルなのですが、起点が異なる感じです。

相手の気持ちを聞きだすのは、実行につなげる手段で、

実行に移すきっかけ、気づき、自分で考える力をつける支援を

積極的にするのが、コーチングです。

決して、自分の都合のいい話を聞き出すためではないのです。


ほんとに、本音を聞きたいのかが、大変不思議で、

かつて、相手の立場だった頃、今の自分の立場の相手に

正直どんな思いを抱いていたか、思い出して見てください。

はたして、本音を聞きだして事が解決するとは思えません。

ここで言う本音は、自分の解釈や、憶測、推理、説明に都合のいい内容が

欲しいだけなのではと常々感じています。


「本音で話そうや」と言われて、正直に言って、事態が好転した記憶はあまりありません。

みなさんはどうでしょうか。


職場や家族のような集団では、利害が影響しあいますので、

本音トークは慎重に行う必要があると、思います。



次回は 6/6 です。
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by 4uall | 2011-05-30 00:37 | コーチ雑話
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